岐阜県小中学校長会 『すべては児童生徒のために』

平成29年度岐阜県小中学校長会 会長あいさつ

確固たる信念と覚悟をもって・・・

「心に刻みたい言葉」!

~教職員の資質・能力を高めていく事が鍵~

岐阜県小中学校長会

会長 水谷 啓

 

多くの先輩校長が築かれた伝統ある岐阜県小中学校長会の重責を担うことになりました。力不足ではありますが、精一杯務めさせていただきますので、皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。 さて、本校においても、不登校やいじめ、発達に障がいのある子ども・保護者等への対応に、心を痛めている毎日です。問題によっては、校長自らが事の真相を明らかにし、直接子ども・保護者と対話して解決していくケースが後を絶ちません。

「なぜ、このような事が起きるのか。」私たち「人間教育」に携わる教職員は、これを真摯に受け止め、子どもの健全な成長を求めていかなければなりません。

今こそ、子どもの知・徳・体のバランスのとれた発達を促すために、情熱を心に秘め、子どもに向き合う事が大切です。そのためには、私自身、教職員の資質・能力を高めていく事が鍵であると感じると同時に、次の言葉を反芻する毎日です。

■日常の会話に笑顔が添えられる教職員に!

朝、校門で子どもが微笑んで、元気な声で挨拶する姿を目にします。何の不安もない天真爛漫な笑顔です。周りの人は、その笑顔に、思わず頬をゆるめます。失敗をして落ち込んでいる人も、心配事を抱えて悶々としている人も、心をときほぐされ、ホッとする一時です。
子どもの笑顔には、人の心を引きつけ、心を癒す不思議な力が宿っています。それは、人間だけに与えられた力なのかもしれません。
子どもの純白な笑顔にはおよびませんが、笑顔は我々にとっても貴重な財産です。日常の会話に、もっともっと笑顔を添えたい。笑顔はいくら使ってもなくなりません。笑顔の嫌いな子どもはいないのです。

■誠心誠意心の有り様を伝えられる教職員に!

教師の指導の過失によって子どもに迷惑をかけることがよくあります。その時、何も対応しなければ子どもや親の怒りは大きなものになります。携帯電話のメールでお詫びを伝えたならば、きっと怒りは倍になります。電話や手紙でお詫びをすれば、ある程度思いは伝わるでしょうが、本当に十分でしょうか。

やはり、最善は、まず本人に直接会って、誠心誠意お詫びをすることです。顛末を説明し、事によっては適切に事後処理をすることです。もちろん、それでも怒りは収まらないかもしれませんが、身体全体からにじみ出るお詫びの気持ちが、人間としての誠実さが、心のぬくもりとなって子どもや親の心に浸透し、徐々に気持ちを和らげていくものです。

■何事にも自己責任をもちやり切る教職員に!

私たちは子どもを危険からできるだけ遠ざけようとします。「転ばぬ先の杖」はもちろん大切です。けれども、あれもこれも危ないと、事前に危険の芽をつむことが、危険を察知し回避する能力や注意力を鈍らせ、逆に事故を招いていることがあります。

今の学校社会でも同様に、教職員自身がクリアしなければならない難題は山積しています。その全てを事前に取り除くことは不可能です。とすると、私たち校長は、教職員の危険の芽をつむのではなく、問題を解決していく責任の大切さを教えなければならないのです。そうしなければ、学校社会は不安定なものになります。

校長先生方、確固たる信念と覚悟をもって、学校を取り巻く数々の教育課題に、校長会会員が連携を取り、知恵を出し合って学校経営に邁進していきましょう。

事務局:岐阜県校長会館 TEL 058-265-0338

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